マツド・サイエンス研究所

夏休みの工作

この週末は、本当の意味での「夏休みの工作」だった。小学校5年生の息子の夏休みの工作の手伝いをしたのだ。

まず、土曜日は、必要な部品を買うために、秋葉原へ行った。

主に「ツクモロボット王国」や「千石電商」で、モーターやギアボックス、ちょっとした電子部品を買うのが目的だ。

秋葉原は、夏コミの最中のせいかは知らないが、混んでいた。

最近は、ドラマで「電車男」をやっているせいか、「秋葉原=オタク」と言う図式が息子にもできているようで、ついでに、しょっちゅう秋葉原に出向く自分の父親もオタクだと思っているらしい。

(まあ、ガンダムだ何だと、テレビや雑誌に出てれば、オタクと言われても否定できんが)

で、ヤマギワ(工事中)の前の交差点を渡っているとき、息子が突然、大声で「オタク臭がする」と言い出した。

聞けば、すれ違った人の中に「オタクっぽい人が居た」と言うことだ。

「大声で、そんな事を言うな」と言うと、「既に後方に10メートル以上離れているから、聞こえない」と。

おまえ、ここは秋葉原のど真ん中だぞ。「オタク臭がする」と言われたら、自分の事じゃないかと勘違いしそうな人が山ほど居るだろう。くわばらくわばら。

何のかんの、部品を買って、帰宅。早速、田宮のギアボックスを作る。組立てが難しいなら、手伝ってやろうかと思っていたら、息子一人で作ってしまった。息子が器用になったのか、新型にモデルチェンジしたばかりの田宮のギアボックスが良くなったのか。父親(私)の方は、「今度のギアボックスは余裕があるなあ。これなら反射型フォトインタラプタを付けて回転数を測りやすそうだ」なんて考えて居る。

二日目の日曜日も工作の続き。息子もだいぶ器用になって、ハンダ付けをしたり、胴体になる木材をノコギリで切ったりする。

最後に、飾りにする薄くて黒い木を糸ノコで切らしたら、切れない。さっきまでラワン材やホウ材を、ちゃんと切って居たのにどうしたんだ。私が代わってみたが、本当に堅くて、簡単には切れない。

庭先で木を切って居たので、隣のおじさんもフェンス越しに「そりゃ、黒檀じゃないか?」と。

まさかと思って、木片を水に入れると、沈む沈む。

以前、東急ハンズで、「色が綺麗だから」と言うだけの理由で買ったのだが、まさか黒檀だとは思わなかった。

息子も、それを見て居た娘も「水に沈む木があると聞いてはいたが実際に見たのは初めて」と大はしゃぎ。

だが、糸ノコの刃はボロボロに欠けてしまった。

まあ、どうにかこうにか、息子の夏休みの工作は、できあがった。

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