マツド・サイエンス研究所

デサマは働いたが・・・

先週の日曜日、大風の日、デサマを工作した。

写真のようにダンパーを使ったものである。(このタイプのデサマの作り方および材料の購入はゴム動力模型飛行機の専門店 KOTOBUKIを参照の事)

また、以前から懸案になっていた背が高く空気抵抗の大きいパイロンも低いものに替え、主翼位置を前にし尾翼のモーメントアームを長くした。重心位置を合わせるために、ノーズに重りを足している。

全質量は、44.5 グラムで、先週よりも9グラム程増えている。パイロンは、むしろ軽くなっているので、重量増は、デサマと重りである。(実際、測ると重りは、7.5 グラムだった)

さて、昨日の土曜日も風が強く、テスト飛行できなかったので、今日、日曜の早朝にテストした。場所は先週と同じく、江戸川の河川敷である。

実際にゴムを巻いて飛ばすと、上昇が悪くなった。やはり、9 グラムつまり、25パーセントの重量増のためか。

滑空は、速度は出ているものの滑空比(低下高度 vs 水平距離)は良くなっている。やはり以前の背の高いパイロンが空気抵抗源になっていたのか?

デサマは、15秒から20秒程度で作動するように設定して飛ばした(動作時間は正確では無い)。

最初の内は、機体が重くなった分、高度が出ず、デサマが働く前に着陸した。

何度か調整する内に、デサマが働くまで飛ぶようになった。

デサマが働くと、それまでスムーズに滑空していたのが、いきなり落ちてくる。

これは面白い。

なるほど、これなら、ずっと狭い場所で飛ばす事ができる。

などと思いながら、何回と無く飛ばしていたが、ある時、悲劇が起こった。

ゴムを巻いている時、靴紐に引っかけるストゥージから機体が外れたのだ。

たぶん、機体がストゥージに十分固定されていなかったのだと思う。今となっては、正確には判らないが。

機体は、写真のように胴体後部がちぎれ、垂直尾翼も破損した。有り難いことに、プロペラを含めた胴体前半、主翼、水平尾翼は無傷である。ここで帰宅した。

さて、修理だが、ここまで壊れると踏ん切りが付く。前から、胴体が短すぎると思っていたのだ。

この際、胴体後部を 10 センチ程長く作り直し、主翼位置をその分後ろにしようと思う。こうすると尾翼のモーメントアームはそのままで、重りを付けずに重心を合わす事ができ、むしろ軽量になると思う。

ビーグル号は、修理&大改造の予定なので、しばらく飛行は、おあずけだ。

今度の飛行は、新ライトプレーン「ダックス号」の方かな?

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