マツド・サイエンス研究所

Zuaus 復活

そろそろ、気付いている人も居ると思う。

Zaurus が不調で、分解修理しても直らなかったのに、オリンパス OM-2N の絵など、明らかに Zaurus で描いた絵が出てくるなど、「Zaurus は直ったのか?」と思われて居るだろう。

実は、 Zaurus は復活した。しかし、以前から使って居る SL-C760 が修理できた訳ではない。代りに SL-C860 を手に入れたのだ。

この SL-C860、妹が使って居たものだ。妹は、目新しかった時はともかく、今は使わない状況と言うので、無期限で借りる事になった。SL-C860 は、SL-C760 より半年遅れてリリースされたマイナーチェンジバージョンで、ハードウエア的には外観の色が違う以外、ほぼ同一である。ソフトウエア的にも英語の翻訳ソフトが追加されただけで、他はマイナーアップデートだけだ。

基本的に、ほぼ同一機種でも、完全に同じでは無いので、SL-C760 の内部状態を、そのままコピーできる訳ではない。多少時間はかかるが、アプリケーションやデータなどを一つ一つ移行している。まあ、SL-C760 は、使い初めて 3 年近く経っており、使わないアプリケーションも数多く溜まって、ユーザーエリアを狭めて居たから、引っ越しを機に大掃除をして居ると言う訳だ。

データや設定の移行は、メールやアドレス帳等 Zaurus 標準のものは、メーカー製のデータ/設定移行ソフトが以外と良くできて居て、赤外線通信で時間はかかったが、簡単に終了した。あとはフリーソフトや自作のオリジナルのアプリケーションと、そのデータだが、これは仕方が無いので、手作業でコピーして居る。

まだ、不完全だが、なんとか Zaurus が使える状態に成って来て居る。完全復帰は連休明けだろう。

何故、最新のハードディスク付きの Zaurus を買わなかったかと言うと、お金がないのもさることながら、主メモりの容量に不安があったからだ。

私の使い方から考えると、ギガ単位でハードディスクがあれば、Debian Linux を丸ごとインストールするに違いない。そうすれば、いま不満があるブラウザも FireFox に置き換えられるし、文書作成も、TeX と dvipdfmx で行えるようになる。

最新のハードディスク付きの Zaurus で、こう言った事ができると思うし、既にやっている人も居るだろう。しかし、主メモリが 64M のまま(SL-C760/860 と同じ)では、あまりに頼りない。

古いパソコンや玄箱に Debian Linux を入れて、いろいろ試した結果、少なくとも 128M できれば 256M 以上なければ、実用にならないと感じて居る。CPU 速度の方は、それほど速くなくても良い。動画再生とか物理シミュレーションでもやらない限り、現状の Zaurus の CPU 速度で、そこそこ使いものになるだろう。

「そこまでやるなら、超小型のサブノートにしたら」と言われそうだ。

確かにそうである。レッツノートやビブロ、リブレット、バイオUあたりを探した方が良いのかも知れない。

だが、それでは PDA で無くなってしまう・・・

今回の件で、 Zaurus や PDA について考えるところが大きかった。

『一体、PDA って何なんだろう?』

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