マツド・サイエンス研究所

京ポン2

携帯電話と言うか、正確には PHS を機種変更した。

元々、使っていた PHS は、KX-HS100 と言う縦型の電話で5年も使っている。買った時点で、既に旧式だったから、今見ると、本当に古く見える。

古いとは言え、別に電話として通話する機能に不足は感じて居なかった。

PHS は、通話可能エリアが狭いと言うイメージが先行しているが、田舎はともかく、都会では、むしろ携帯よりも通話できる場所が広いくらいだ。

ところが、最近、20代/30代の若い人と遊ぶ機会が多い(若い人と言っても、残念ながら女性では無い)のだが、若い人に「何故、今どき PHS を? それもメールの使えない端末を使っているの?」と言われた。

PHS に対するマイナスイメージ(通話エリアが狭いと言うイメージ)は誤解だとしても、携帯電話(PHS)のメールに必要性を全く感じて居なかった私は面食らった。

「メールを送られたら、すぐ判らないと連絡が取れないじゃないですか?」

元々、パソコン通信やインターネット接続のUNIXのEメールから入ったので、メールと言うのは、家の中やオフィスの中のパソコンで受けるのが普通である。

出先では、ザウルスで受ける程度であるから、メールをチェックするのは、半日おきであれば十分であろうと思っていた。

ところが、先の意見を言った若い人(たぶん、20歳か21歳?)は、最初から携帯電話からメールに入ったのだろう。常に端末を携帯し、メールが必要な時に即座に相手に伝わるのが当然と考えているようだ。

なるほど、携帯電話に対する要求は、「通話」では無く「リアルタイム性のあるメール」だったのか。

そう言えば、女子高生が携帯でメールするのが、だいぶ前から話題になっていたが、そう言う感覚であったのか。

娘(中学2年生)にも、「そんな古い電話持って恥ずかしい」と言われた。

そうこうしているうちに、私の PHS のバッテリーの持ちが急に悪くなってきた。北海道旅行のあたりからだ。

バッテリーを交換するのも金がかかるし、どうしようかと思っていたら、Willcom から、長い間、古い端末を使っているユーザーに、低価格で最新のWX310K(別名「京ポン2」)と言う端末に機種変更するキャンペーンを知らせる葉書が届いた。

このキャンペーンを利用すれば、バッテリーを交換するコストで機種変更できそうだ。

その上、京ポン2には、130万画素のカメラまで付いている。携帯の付録デジカメだから画質は期待できないが、オマケでトイデジカメまで付いていると思えば安いものだ。

と言うわけで、機種更新した。

もちろん、京ポン2には、メール機能も付いている。

実は、正確に言えば、元々の KX-HS100 にもメール機能は付いていた。だが、使い難いものだったので、ほとんど使った事はなかった。

今度の京ポン2のメールは使いやすそうだし、PHS のメールだけではなく、一般プロバイダーのメールサーバーでも SMTP/POP でメールの送受ができる。

その上、Web にも Opera でアクセスできるし、スケジュール管理アプリケーションやデジタルオーディオプレーヤー(有償オプション)まで付いている。

最近の携帯(PHS)は、機能が進化しているんだなあ。

Zaurus (PDA) の置き換えになりそうな勢いである。

はたして、どうなることやら。

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