マツド・サイエンス研究所

やっと飛んだか・ビーグルⅡ世号

応急修理をした胴体後部を作りなおし、垂直尾翼の面積を小さくしたビーグルⅡ世の飛行を行った。

小さく作りなおした垂直尾翼を見た時、「ちょっと小さくしすぎたかなあ」と思ったのだが、この予感が当たってしまった。

土曜日の朝、試験飛行を行った。手投げによる滑空は文句の付けようがないほど良かった。

しかし、ゴムを巻く程、上昇時に安定しなくなった。以前の「カットアンドトライ」の時は、あまり巻き込まなかったため、この傾向が確認できていなかったようだ。

どうも、垂直尾翼が小さすぎる。野尻さんの言うように「垂直尾翼容積比は小さすぎると動力飛行中に暴れ、大きすぎると滑空中に暴れました」との通りになった。

あと、5ミリ、垂直尾翼の高さを高くすれば良かった。

今朝、つまり日曜日の朝は、垂直尾翼を作りなおした。即席で作りなおしたので完全では無い。元の垂直尾翼を切り取り、3通りの大きさの垂直尾翼を用意して、両面テープで貼り直すようにした。

飛行の結果は、効果抜群であった。わずか垂直尾翼を5ミリ高くしただけで、ゴムを巻いた上昇時の安定性は全く違う。まるで吸い込まれるように真夏の青空を登っていく。

ようやく、ビーグルⅡ世号も飛ぶようになったようだ。

ちゃんと調整すれば、相当飛べそうな予感がする。と、思っているうちにワインダーを壊してしまった。針金一本あれば直せるのに、それを持っていなかったので、今朝の飛行は終りとなった。

それでも、やっとビーグルⅡ世号は飛ぶと言えるようになった。そこで、遅ればせながら、設計図を公開する。

ビーグルⅡ世号設計図

作り方が詳しく載っているわけではないが、スチレンペーパーの部品は全て展開図付きなので、作るのは難しく無いと思う。

その内、「ヘタウマ」の絵で作り方の解説でも描こうかと思っている(時間ができたら)。

なお、私はプロペラに直径21センチのユニオン製折りペラを改造した折りペラを使っている。(

このコンテンツ参照

直径21センチ前後の普通のプラスチック空転プロペラも使えると思うが、その場合、ちょっと垂直尾翼を大きくした方が良いと思う。

また、PDFを印刷するとき、拡大・縮小されないように注意すること。

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