マツド・サイエンス研究所

自転車トレーニング

自転車トレーニングを始めて一ヶ月になる。

公私共に抱えているプロジェクトが、この夏に山場を向かえるのが判っていたので、体力作りのために自転車トレーニングを始めたのだ。

色々と本などを参考にしているが、基本的には自己流で、一日置きに自転車で30分程度走るトレーニングだ。

一日置きにやっているのは、その方が体力作りには良いそうだからだ。心拍計を付けて、脈拍を計りながら走る。最初は、一分間に120拍を目処にしていた。三週間続けてから、130拍に上げた。今後も三週間毎に10拍ずつ上げて、最終的には150拍を目標にしている。

平日は、早起きして出勤前に走っている。土日も主に朝走っている。

主に家の近くに流れている川沿いの道だ。起伏が大きく坂道が多いと心拍数が上下してしまうが、川沿いの道なら、そんなに大きな坂道は無い。泊まりがけの旅行や出張の時は、自転車が無いので、心拍計だけ持っていってジョギングを行っている。天気が悪かったり、前日忙しくて疲れている時は、無理せず次の日に延ばす事にしているのだが、この一ヶ月の間に延ばしたのは一回だけだった。

実は、自転車トレーニングは、昨年の秋にも、やっていたのだが、冬場に非常に忙しくて止めてしまっていた。そうしたら、体調が落ち、6月に大風邪ひいたので、反省して再開した。今回は前回よりも、しっかり管理・スケジューリングして続けようと思っている。

目的は体力作りと言うかスタミナ作りだ。有酸素運動をして代謝機能を上げておかないと、仕事が長丁場になると体力が持たない。体力トレーニングは今回が始めてじゃなくて、比較的大きなプロジェクトがある時は、今までも良くやっている。10年くらい前に小型衛星のプロジェクトを立ち上げた時とか、スクラッチでコンピュータを作って UNIX 級の OS をインストールした時もだ。数ヶ月から1年を超えるようなプロジェクトの場合、体力が勝負になる。以前は心拍計も自転車も使わずに、主にジョギングを時間だけ計って行っていた。

心拍計を使って、自転車トレーニングしていると面白い事に気づく。まず、最初、120拍で走り始めた頃は、これを30分続けるだけでも大変疲れた。だが、徐々に慣れてきて、120拍で30分走っても何ともなくなってきた。

120拍になれた頃に、130拍に上がった。またまた、130拍に上がった当初は、30分走るのが辛かった。現在、130拍で走り始めてから 1 週間経ったのだが、だいぶ慣れて、30分続けても、それほど辛くはなくなってきた。人間って、慣れるんだなあ。

同じように慣れてきたと判るのは、自転車のスピードである。最初の内は、同じ120拍でも自転車のスピードはそれほど速くはなかった。しかし、慣れてくると同じスピードでは、脈拍が上がらないので、スピードを上げる。その上、目標の脈拍数が上がると、さらに自転車のスピードが上がる。今では、トレーニング始めた頃と比べると、少なくとも、1.5 倍の距離を走っている。

この様に、心拍計は便利なのだが、どうも安物を買ったせいか、精度が悪い。心拍数がまったく表示され無かったり、明らかに、実際の心拍数の 1.5 倍とか 2倍の値が表示されたりする。最近では、腕時計型で、指の血管から赤外線で脈拍を計るタイプのものがあるらしいのだが、そう言ったものを使った方が良いのかもしれない。

トレーニングに使っている自転車は、ごく普通のママチャリだ。元々、長距離を走ったり、スピードを追求するものではないから、趣味性の高い自転車である必要は無い。むしろ、体力を使わずにスピードが出たり長距離を走れれる高級自転車より、走る時の抵抗の大きいママチャリの方が良いとさえ言える。

とは言え、ママチャリにも問題がある。これ以上、トレーニングに慣れて、さらに最終的な目標脈拍である150拍になった時、出さなければならないスピードに耐えられるのか?

スピードに耐えられる高級自転車にすると、抵抗が減って、心拍数を上げるのに、さらにスピードを上げることになって危険だ。上り坂だけが続けば良いのだろうが、そうはいかない。

自転車に何か抵抗になるものを付けておけば良いのかも知れない。発電機を付けておいて、ノートパソコンや携帯電話とか iPod などのバッテリーの充電に使えれば、一石二鳥なのかもしれない。

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