マツド・サイエンス研究所

萌え衛星

筑波宇宙センターの図書室に借りていた本を返しに行ったら、新刊コーナーに「現代萌衛星図鑑」が置いてあったのを見つけて、すぐに借りた。

この本、最近では、私の「宇宙暮らしのススメ 」とアマゾンの「宇宙学・天文学」で4・5位を争うライバル(?)である。なかなか、本屋で見付ける事ができない貴重(?)な本が図書室にあるとは思わなかった。

実は、先日取材を受けたと言うセレーネ2のプロマネ(正式にはプロジェクトになっていないので、プリ・プロジェクトリーダー・・の筈)のH本さんに見せてもらったことがある。が、その時はパラパラとめくって見ただけで、ちゃんと読んでは居なかった。

改めて読んでみると、絵は萌え系かも知れないが、中身はしっかりしている。

ちゃんと取材しているのかと、すぐに「きく7号 おりひめ・ひこぼし」のプロマネのO田さんと中心的メンバーのK野さんに本を見せると「取材には来ていない」とのこと。

それにしても、良くできているので、両氏とも「これは面白い」と大絶賛。

私自身ひまわり4号と5号に関しては静止軌道投入制御シーケンスを作ったり燃料計算しているので、自分が関わっている衛星が書いてあると、ちょっと嬉しい。(ちなみに、ひまわり1〜3号の制御シーケンスと燃料計算は、歌島さん)

ところで、私の本もオビの絵を見て「萌え系書籍」と思う人が居るかもと紹介されていたりするが、マンガサイエンスから抜け出た あやめちゃんと あさりちゃんを見て「萌え系」と思う人がいるのだろうか?

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