マツド・サイエンス研究所

Ubuntu Magazine Vol.1 の記事をフリーで公開

雑誌 Ubuntu Magazine Vol.1 の記事がPDF形式でフリーで「Ubuntu Magazine Japan vol.01記事を公開」にて公開されている。

これは、同雑誌の Vol.2 が発売後、その前の Vol.1 の記事が PDFが公開される事になっていたので、その通りになったもの。

ちなみに、リンク先では、全ページが公開されているわけではないが、自分が買った Ubuntu Magazine vol.01 でチェックしてみたが、欠けているのは、表紙と表紙の女の子の紹介ページと広告ページだけだった。つまり、事実上すべての記事が公開されているわけ。

今まで、判りやすく「フリー」と言っていたが、正式には、クリエイティブコモンズ・ライセンス (CCS) と言うもので、自由に無料でダウンロードして読むだけではなく、非営利なら作り手の名前表示を行い、元のライセンスを継承するなら、再配布もできるらしい。改変まで、可能なようだ。正式には、「表示-非営利-継承 2.1 日本」を参照の事。

こう言う試みは、日本では初めてじゃないかな?

前にも書いたけど、Ubuntu Magazine Japan は、週アスの増刊での Ubuntu 特集号の時代から全て買っている。Ubuntu Magazine になってから、次号発売以降、記事のPDFが無料公開されることを承知の上で買っている。

正直、最近は勢いが無く、面白みがなくなっていると思っているのだが、これは、ある程度、後にPDF公開を意識してのことかも知れないと思ってもいる。つまり、一つは「公開を承諾する著者が限られること」と、もう一つは「ネット上に公開して、長く流通することになっても恥ずかしく無いような内容になっていること」のような気がする。それで、昔のような無茶な記事が無くなっているとしたら、ちょっと残念。

とは言え、今回のような「英断」に拍手!

ぜひ、続けて行ってほしい。

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