マツド・サイエンス研究所

萌え本

最近、萌え系のふりをした何らかの専門分野の入門書などの本が多い。

萌え系で、釣っておいて買わせると言う魂胆だろうが、中身が無い本が多い。

・・・と、思っていたら、本当に最近、本格的な硬派な萌え本が出てきた。

以下、自分が読んだ中で、薦められる「萌え本」

【もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら】

大分前から目を付けていたのだが、今やベストセラー。最近読んだ。

中身は、ライトノベルのふりをしたドラッカーの入門書。

ちゃんと、ライトノベルが書けてなおかつマネジメントを理解している人が書いている。

もちろん、本格的にマネジメントを勉強する人には足りないが、入り口としては最高だろう。

ドラッカーの『マネジメント』を買わなきゃならんと思ったもの。

中身も判らず、漫画やイラストでだけで安直に萌え本として出版しているところは見習ってほしい。

【数学ガール1~3】

この本は、すでにブログでも何度も紹介している。実は数学ガール2は未読だ。

ソフトなイラストとは対象的に内容は深い。

何度も言うけど、リアル数学ボーイだった経験から言って、本当に数学ガールなんて実在するのかね?

数学好きな中高生に薦めたい本だ。

【現代萌衛星図鑑】

これも、すでにブログで紹介済み。

表紙などのイラストとは裏腹にものすごく濃い内容。

萌イラストを無くしたら、そのまま「現代衛星図鑑」として通じる内容だ。

実際、「はやぶさ」や「かぐや」のメンバーがみんな持っている。

【宇宙暮らしのススメ】

書いた本人と、イラストのあさりさんは萌え本だと思っていないのだが、何人もの人から「萌え本だと思って買い控えた」と言われた。

まんがサイエンスのあやめちゃんの性格を知っていたら、萌えだと思わないだろう、普通。

まあ、最後の【宇宙暮らしのススメ】は余計かもしれないが、ほかの本はお薦めだよ

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