マツド・サイエンス研究所

STM32入門

最近、STM32と言う組込み用マイコンに凝っている。

元々、この用途には、PICとかH8とかSH-2を使っていたのだが、これらにも限界を感じていた。PICはメモリとかが小さすぎだし、H8は性能不足、SH-2は消費電力大きい割には性能高くない。SH-2は、高速化し浮動小数点演算ユニット(FPU)の付いた発展型のSH-2Aがあるにはあるのだが、SH-2とアーキテクチャがガラッと変わって、今までの資産が使いようがない・・・ようだ。

そもそも、ルネサスはH8とSH-2をどうする気なんだか判らないところもあって行く末も不安だ。ルネサスは国内の色々なCPUメーカーの寄り集まりと言うかゴミ溜め(失礼!)状態で、ホームページを見ても、CPUの種類が多すぎて、何が何やら判らん状態だ。ルネサスとしても、きっと一度整理しなおす必要があって、それが多分RX62だと思うんだが、これも本命かどうか良く判らん。全くアーキテクチャに手を出すとなると、それなりに手間だから、将来性がないと意味がない。

国産のCPUに拘らずに、海外にも目を向けると、Cortex-Mがある。これは、ARMの流れを引くCPUで、凄いのは同じアーキテクチャのCPUを複数のメーカーが生産していることだ。仮に一つのメーカーが生産を止めても、他のメーカーから同じアーキテクチャのCPUが買える。また、シリーズ内での整理も良くできており、周辺機器アドレスなどが統一されているので、上位機種への乗り換えも容易だそうだ。つまり、将来性が保証されているってこと。

H8やSH-2を使っていて困るのが、同じH8やSH-2の中でもちょっとシリーズが違うと、周辺機器のアドレスとかが異なり、RTOSの移植からやり直さなければならないこと。これが無ければ、もう少しSH-2を続けていても良かったんだがねえ・・・

さて、Cortex-Mの中でも、Cortex-M3は中庸で使いやすいらしい。また、FPUが追加されたCortex-M4もリリースされたばかりで、将来性もある。そのCortex-M3/4の中で比較的入手しやすいSTM32を始めようという訳だ。

STM32のスペックの数字を読むと「SH-2以上のパフォーマンスをH8並みの消費電力と使い易さで、PIC並みの低コストで実現」という事になる。まあ、こう言うカタログを、そのまま信じるほどお人好しではないので、実際に試してみようって事だね。

さて、実際にSTM32の情報を集めると、書籍とかネット上にイッパイある。ありすぎると言っても良い。

ざっと紹介すると

・トラ技 2011年 3月号(これは、STM32と言うよりCortex-M3全体の話ね。)

STM32マイコン徹底入門 CQ出版

STMicroelectronics

ねむいさんのぶろぐ

が充実。STM32の情報は、上記に網羅されているので、私的には実際に使う時のコツと言うか、具体例を説明しようかな?

追々ね。

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