マツド・サイエンス研究所

春の秋葉原

先日、秋葉原に行った時の話。

電子部品を買おうと秋月に入ったら、若い女の子が回路図片手に部品を探していた。毎年、春になると秋月電子通商や千石電商と言った半導体や抵抗・コンデンサー等の電子部品を売る店に若い女の子が部品を買いに来る光景が見られる。たぶん、大学とか高専とか専門学校の学生で、学校から与えられたロボコンか何かの課題のために部品を買いに来ているんだと思う。いつもの年なら4月中旬以降5月くらいまでの風物詩なのだが、今年は少し早いかな?

もちろん、女の子だけじゃなく、男の子もいるはずだが、若い男が電子部品を買いに来るのは年がら年中なので別に目立ちはしない。女の子は、普段なら電子部品店に居ない上に秋葉原に似つかわしくない普通のファッショナブルな服を着ているから、目立つんだよね。

普段、秋葉原に若い女の子が居ないわけではない。ただ、秋葉原の街にあふれているのはメイド姿の客引きと、何かオタクっぽいファッションの娘ばかりなので、ごく普通のファッションがかえって目立つ。

若い女の子が、電子部品店に来るのは、毎年のことだけど、今までに面白かった事が2回ほどある。

一つは、数年前のことで、2人連れの真っ黒なゴスロリファッションの女の子が、秋月のベテラン店員相手に、「このセンサーがどうの、あの部品がどうの」って、質問していたこと。聞くとはなしに聞こえてくる内容から、ゴスロリの2人はちゃんと電子回路を理解して部品を探しているようだった。会話の内容とファッションのギャップが大きくて、思わず笑いそうになった。

もう一つは、確か去年か、一昨年のこと。女の子1人と男の子3〜4人のグループで、やはり秋月に部品を買いに来ていた。女の子が部品リストを読み上げ、「これ見つけて!」と命令すると、他の男の子が探していた。女の子は自分じゃ一切部品を探さなくて、男の子がパシリになっていた。このグループは完全に女の子が仕切っていたわけだな。

こう言うグループもリアルに居るんだな。女の子が「超団長」と書いた腕章をしているじゃないかと思っちゃったよ。

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