マツド・サイエンス研究所

Raspberry Pi Zero W CPUの謎とカメラ

Raspberry Pi Zero Wの謎

・一番大きなチッブ(おそらくCPU等の入ったSoC)が何故かエルピーダの刻印。エルピーダってメモリでしょ?

・小さなWifii/Bluetoothと思われるチップと、プリントされたアンテナ

・裏面はパスコンの全く無い、真っ平・・・

これをTwitterで呟いたら、「Package on Package でDRAMの下にCPU SoC がある」と教えてもらった。

ネットを調べたら、ZeroではないRaspberry Piですが、分解(破壊)動画見つけた

Under The Raspberry Pi CPU: The Actual Soc / CPU

2分あたりでCPU&メモリを剝がしているが、これと同じような実装方法であろう。

しかし、凄い実装法だなぁ

ラズバイ専用カメラ

Raspberry Pi Zero Wに、アマゾンで850円で買ったカメラを付けた。何の問題もなく、写真が撮れる

1200円のラズパイゼロWと850円のカメラで、Wifi接続のWebカメラになる。

私の買ったのは、これ

アマゾン => HiLetgo OV5647 5MP カメラ OV5647 HDカメラモジュール  Raspberry Pi に対応 A/B+/2 モデルB ケーブル ラズパイ A/B+/2 モデルB 用とあるが、Zero Wでも変換ケーブルさえあれば動く。

私が買ったときは850円だったが、今は800円だ(2017.08.06現在)

実際に送られてきたのが、これ。シンガポールから送られてきた。

Raspberry Pi Camera Rev. 1.3 と書いてある。

調べると、ラズパイカメラは、V1.3 が500万画素、V2.1が800万画素。V1.3 は製造中止になり、V2.1が現行品らしい。

あんまり安いんでパチモンかもしれないと思ったが、どうやら、売れ残りのV1.3の在庫処分品だったのだろう。

WifiやBluetoothが付いているものは、海外から輸入すると技適の関係で違法になる可能性があるから、海外からは買わない

でも、カメラなど、電波出さないものは、関係ないから、海外から安いのを買っちゃう・・

なお、カメラとRaspberry Pi Zero Wを結ぶケーブルは、専用ケースに付属していたもの。Raspberry Pi 2や3と比べて、カメラ用のコネクタが小さいので変換ケーブルが必要なんだが、専用ケースに付属していた。Raspberry Pi Zero W、単品では購入できず、専用ケースとのセット販売で買ったのだが、この変換ケーブルが付いていたので、役にたった。ちなみに次の写真のようにカメラを付けた状態でケースに入る。

で、このカメラを使って、「静止画を撮る」「動画のストリーミング」「OpenCVで画像解析」をやってみた

静止画を撮る

第43回「Raspberry Pi Zero V1.3+カメラモジュールでミニ定点カメラを作ろう!」 これで、OK!

動画のストリーミング

mjpg-streamerでraspberryPiのカメラからストリーミングをする方法 これ、Raspberry Pi 2や3用の記事と思われるが、そのままでOK!

ただし、ストリーミングは、5fpsくらいで遅いが

OpenCVで画像解析

講談社ブルーバックスの「実例で学ぶRaspberry Pi電子工作 作りながら応用力を身につける」 この本の7章の「円の抽出」と「顔検出」を試してみた。これRaspberry Pi +や2用プログラムだが、Zero Wでも上手く行った

やって気が付いたのだが、UVC規格のUSBカメラでもOpenCVで画像解析できる

ラズパイ専用カメラでも、USBカメラでも、とにかく安いカメラをRaspberry Pi Zero Wに接続して、何か面白いものを作りたいな

注意

ブログのコンテンツの内、「告知」など時期よって情報価値が無くなるのは除いてある。また、コンテンツに付いたコメントは書き込み者に著作権があるものと判断し、ここに持ってきていないので、コメントを見るときは、元々のブログコンテンツを参照してもらいたい。

その他、ブログ発表後、コメントなどの内容を反映するなど、内容を変更しているものもあるので、注意してほしい。