ATケースをATXに改造

ガラクタ置き場

Last update at the 21st of March 1999

古いATケース

 我が家には、7年前から、DOS/Vユーザーで、486DX33MHzのCPUに8Mバイトのメモリ、グラフィックカードはET-4000と言う歴史の教科書に出てきそうなパソコンがあった。
 Pentium 166MHzとATXマザーボード、16Mのメモリを只で貰ったので、大改造する事にした。
 マザーボードにはオンボードにグラフィック機能も付き、AT用とATX用の電源端子を持っているので、電気的には問題無い。問題は、ATケースに入らない事だ。
 実際に入れてみると取り付け穴はOKで、単に背面のキーボードやマウス等コネクタの穴が無いだけである。そこで、背面に穴を空ける事にする。
 まず、ケースからマザーボードやグラフィックカード、ハードディスクは当たり前で、電源、表面パネル、スピーカーまで全て取り外す。
 コネクタ類が干渉する部分にマジックで印を付けておく。ここを切る。
 電動ジグソーに金鋸を付けて、切る。安全ゴーグルにマスクまで付けて、重装備だ。
 切る間、鋸の抵抗を減らすために、油をさす。切断後、バリをヤスリで落とし、面取りをする。その後、油や鉄屑を洗い落とす。
 切った後。
 実は、マージンが少なすぎて、コネクタがさせなかった。ディスプレーのコネクタはカバーを外して付けている。カバーの分までマージンを考えなかったのだ。

教訓

 穴を空ける時はマージンを忘れずに・・・

Copyright (C) 1999 野田篤司