マツド・サイエンス研究所

50センチ級スチレンペーパー機と『新』ライトプレーン

今、作りたいなあ・・と思って居るゴム動力の模型飛行機を2機種紹介する。

まず、スパン50センチ級オールスチレンペーパー機だ。

これは、山森善進著「よく飛ぶ模型飛行機」に載って居る「ひばり」と言うスパン35センチのオールスチレンペーパー機を、そのまま大きくしたような機体だ。

実際に、「ひばり」を作ったのだが、これが意外と小さい割に良く飛ぶ。そこで、これを少し大きく作り替えようと思った。(

最近、飛ばしている模型飛行機

参照)

「ひばり」すなわち「スカイラーク」の次だから「ビーグル号」と名付けることにした。(SFファンなら判るよねえ)

主翼は、への字に曲げただけの片面翼で、胴体も2枚のスチレンペーパーをチューブ状に張り合わせただけのものだ。こんな簡単な構造でも、35センチ級では問題が無く、とても良く飛び、丈夫だ。50センチ級に拡張するとどうなるか、楽しみである。

「ひばり」では、主翼/尾翼とも胴体に固定したが、今度は取り外し可能にしようと思って居る。コンパクトな箱に入れて、持ち運び易くするためだ。

最初のうちは、固定式の空転プロペラを使うが、そのうち折りペラを自作しようと思って居る。その時は、プロペラのブレードもスチレンペーパー製にするつもりだ。

次は「新ライトプレーン」だ。

これは、野尻抱介さんが提唱した「新ライトプレーン」を具体化しようと言うものだ。

野尻さんが提唱は次の通りだ。

(1)竹ひごを使わない翼構造

(2)ゴムを支える胴体と尾翼を支える胴体の分離(双胴化)

(3)各翼に調整用タブを装備

(4)折りペラ装備

(5)組立および調整マニュアルの完備

これを、出来るだけ忠実に実現しようと思って居るのがイラストである。さすがに(5)「組立および調整マニュアルの完備」は、後回しだが・・

翼は全てスチレンペーパー製で、主翼はへの字に曲げただけの片面翼だ。先のオールスチレンペーパー機「ビーグル号」と共用できる。

各翼はトリムタブ付で自由に調整が可能とする。プロペラは既製の折りペラを使う。

「新ライトプレーン」の最大の特徴は胴体を二つ持つことだ。

一本はゴムを支える胴体、もう一本は主翼・尾翼を支える胴体だ。この二つの胴体を持つことで、主翼・尾翼の調整と、スラストベクトル(推力の方向)を独立して調節できるようになる。

実際に作ろうと考えてみると、やはり二つの胴体を繋ぐ「関節部分」を、どうやって作るかが難問である。

イラストの下図を見て欲しい。左のように前の方に関節があったなら、スラストベクトルを変えることで上向き下向きの回転力を変化できる。

ところが、右のように関節が重心に近いと回転力は変化しにくい。

できれば、プロペラの軸の直ぐ後ろに関節が欲しい。だが、関節が前にあると図でも判るように二つの胴体が干渉して十分にスラストベクトルを変えることができなくなる。

ただでさえ、胴体が2本必要で、重くなりそうな「新ライトプレーン」だが、この関節の部分を如何に「軽量で、確実に固定し、自由に角度を変えられる」ように作るかが、最大の鍵になりそうだ。

イラストでは、関節の部分の構造をごまかして描いたが、実際にはどう作るかは未だ良いアイデアは無い。

最初から、満点を取ることは無理なので、実際に作って改良しながら、徐々に良いものにするしかないと思う。

「新ライトプレーン」については、野尻さんの提唱に対して、私なりのアイデアをイラストに描いた。

果たして、イメージは合って居ただろうか?

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